キャッシュ・フォー・ワーク

 

キャッシュ・フォー・ワーク(cash for work)は、災害地等において被災者を復興事業に雇用し、賃金を支払うことで、被災地の円滑な経済復興と、被災者の自立支援につなげる、国際協力の手法 です。国際ボランティアセンター山形(IVY)では、この手法を復興に取り入れ、外部のボランティアに頼るのではなく、地域の中で「人とお金が回る」こと が、地域経済にとっても、個々の尊厳と自立にとっても最重要と考えました。

また、政府、自治体の支援が充分かつ迅速でない現場を鑑み、市民社会がより迅速に柔軟に対応す ることが重要と考え、本プロジェクトを企画・実施することとなりました。IVYは、震災1ヶ月後の4月12日から、いち早く石巻市でこのキャッシュ・ フォー・ワーク プロジェクトを開始し、現在気仙沼市と合わせて約50名の失業者を雇用しています。

 

http://www.ivyivy.org/news/post-65.html#project

http://ivy-kesennuma.com/

 


私たちの活動はチャリティーのイヴェントに参加するコトが多く、主催者が募金先を既に決めているコトが少なくないのですが、時として募金先を自ら決めチャンスも回って来ます。

今後、そのような機会があればIVYのキャッシュ・フォー・ワークをサポートして行く考えです。

 

IVYのプログラムリーダーから、メイルを頂いているので是非お読みください。

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IVYを支援先として検討いただき、ありがとうございます。
CH Boxは素敵な取り組みですね。


さて、IVYと致しましては一応3月末で終了の予定ではおりますが、
雇用者は、それ以降の再就職に向けて現在様々な資格や仕事にトライしております。
まだ被災地の雇用状況は厳しく、将来に向けて起業も考慮に入れて活動しているところです。

ただ、起業したとしても、すぐすぐ利益が出るとはもちろん限りませんし、利益が出て給与を確保出来るまでにはそれ相応の時間が必要になると思われます。
起業は、今までキャッシュ・フォー・ワークで働いていたメンバーが何人か集まって行う話も出ています。

もし、可能でしたら、雇用者が起業した後のご支援もお願い出来たらと思います。
IVYも3月で事業としては終了致しますが、ここまで関わってきた責任もございますので、その後も何らかの形で関わりは持っていくつもりです。

今後につきましては、今月中に担当理事がHP上にアップされる予定ですので、そちらもご覧いただき、支援につきご検討いただけませんでしょうか?
よろしくお願い致します。